この記事ではNTTからレンタルされるルーターで、そのうちRV-230SE、RV-S340SEといった型番の最後がSEとなる、住友電工ネットワークス製のルーターを対象とします。
なお、ひかり電話対応ルーターでは、Unnumbered接続の設定は1つのみご利用いただけます。Unnumbered接続が必要となる、複数固定IPアドレスを2つ以上同時にご利用の場合は、別途ルーターの追加が必要となります。
■固定IP2個の場合
割り当ての固定IPアドレス:A.B.C.0〜A.B.C.1
ルーターのLAN側IPアドレス:192.168.1.1/24
公開するサーバー:192.168.1.2(A.B.C.0) TCPの20番〜443番まで
192.168.1.3(A.B.C.1) 全て
外部へはA.B.C.0でアクセスする。
—
1. 「基本設定」→「接続先設定」→「メインセッション」
[IPアドレス]
IPアドレスの自動取得 IPアドレスの手動設定※1
IPアドレス A.B.C.0
※1 Unnumberedにしないこと
2. 「詳細設定」→「静的NAT設定」→「エントリ編集」
☆1台目
エントリ番号 1
優先順位 1
接続インタフェース名 メインセッション
宛先IPアドレス 192.168.1.2
変換対象IPアドレス IPアドレス指定 A.B.C.0
変換対象プロトコル TCP
変換対象ポート 21-443 (←利用するポートの範囲を指定)
☆2台目
エントリ番号 2
優先順位 2
接続インタフェース名 メインセッション
宛先IPアドレス 192.168.1.3
変換対象IPアドレス IPアドレス指定 A.B.C.1
変換対象プロトコル 全プロトコル(共有)
変換対象ポート 未記入